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2026年8月31日
大量廃棄問題 その二
※ちなみにこのブログは、私が頭の中で考えたことや感じたことを綴る場所ですので、明確な「答え」を提示するものではありません。
前回は、大量廃棄されるゴミの量とその質への驚きについて書きましたが、今回は実際に見積もりを取り、それらを踏まえたうえでの考察です。
目の前 にある大量廃棄に疑問を感じたものの、最近は「理想と現実のギャップ」に直面しています。

例えば、木工が全て高いわけではなく、リサイクルできるからといってパネル(簡易パネルではなく意匠を施したもの)が必ずしも安いわけではないという現実があります。間伐材や再生紙を使ったブースづくりを検討しても、費用面では従来の木工と変わりません。
一方、木工の現状に目を向けると、円安やナフサ価格高騰の影響で材料費が30%ほど上がっています。さらに職人の高齢化による人手不足で確保が難しくなり、価格は高騰する一方です。今のところ、価格が下がる要因は見当たりません。

つまり、「リサイクルやリユースを取り入れれば費用が下がる」というわけではないのです。むしろ、再利用可能なデジタルサイネージよりも、使い捨ての印刷パネルのほうが安く済む現状を考えると、「大量廃棄問題の解決」と「お客様へのコストメリット」はまったくの別物だと言わざるを得ません。
かといって、コスト高騰分をそのままお客様に負担していただくのも少し違う気がします。
では、コストが上がり、出展できない企業様が増え展示会業界自体が縮小していくのでしょうか?
企業側からすれば、新商品の発表や体験を通じた認知拡大、新入社員の研修、そして貴重な営業チャネルとして、展示会は出展企業にとっても来場者にとっても間違いなく必要な場なのでそれはないと感じています。
展示会ブースの装飾デザインは、本来「企業がどうアピールするのか」という姿を表現するものですが、今はその表現のずっと手前にある、業界全体の構造的な課題に直面しているように思います。
現時点で私たちにできることは、ごみをゼロにすることではなく、「無駄」を最小限に抑えることです。過度な装飾を避け、機能をデザイン化し、再利用できるものは 極力再利用し、無駄の削減と効率化を地道に進めていくしかないと考えています。
今回は具体的な施策を描こうと思いましたが、また想いをかいてしまった。。
次回はこそは。。

